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SESの単価の上げ方|交渉を切り出す更新タイミングと言い方・伝え方

「SESの単価を上げたいが、いつ・どう交渉すればいいかわからない」——EngiBoardでよく上がる相談です。単価交渉の切り出すタイミング、営業への言い方・伝え方(コミュニケーション)、通すための根拠、そして断られたときにどう動くかを整理します。交渉ではなく環境を変えたい人はSES脱出ロードマップへ。

更新:2026-09-10

SESの単価の上げ方は3通り(現場交渉・現場変更・転職)

「単価の上げ方」というと会社との交渉だけを思い浮かべがちですが、実際は3つの手段があり、状況によって効く順番が変わります。

  • ①いまの現場で単価交渉する:客先の予算に余地があり、担当範囲が増えているときに有効。上げ幅の相場は月2〜5万円程度で、一度で大きくは動きません。
  • ②次の更新で現場を変えてもらう:いまの客先の単価が頭打ちなら、営業に「単価の高い別案件へ移りたい」と伝えるほうが早い。スキルが合えば10万円以上動くこともあります。
  • ③転職して年収ベースで上げる:自社のマージン率が高い、評価制度が単価に連動していない場合は、これが最も確実。SES脱出ロードマップで受託・自社開発・社内SEの4ルートを比較してください。

まず①を試し、2回流されたら②③に切り替える、という順序で動くのが失敗しません。

単価交渉を切り出すベストな更新タイミング

SES・準委任の単価交渉は契約更新の1〜2か月前が基本です。更新直前では会社側の調整が間に合わず、更新後では次の更新まで待つことになります。年度の変わり目(4月・10月)や、担当業務が増えた直後も交渉を切り出しやすいタイミングです。

  • 更新の1〜2か月前:営業・元請けが次の契約条件を詰める前に伝える。
  • 役割が増えた直後:リーダー業務・新技術の担当など、貢献が可視化されたとき。
  • スキル・資格を取得した直後:客観的な根拠として提示できる。

更新タイミングに合わせた具体的なスケジュール

多くのSES契約は3か月ごとの更新です。逆算すると次のように動くと間に合います。

  • 更新の2か月前:自社の営業に「次の更新で単価を見直したい」と口頭+メールで伝える。ここで担当範囲の変化と希望レンジを共有しておく。
  • 更新の1か月前:営業が客先(元請け)に打診する時期。この時点で回答期限を切っておく。
  • 更新日:合意した単価が新しい契約期間から反映される。さかのぼっての増額はほぼ通らないため、必ず更新前に決める。

自分の契約更新月が分からない場合は、営業に「次の契約はいつまでですか」と聞けば教えてもらえます。ここが分からないまま動くと交渉のタイミングを逃します。

更新タイミングを逃した・断られた場合

更新が済んでしまった、あるいは今回は見送りになった場合は、次回更新まで黙って待つのではなく「次の更新時に単価を見直したい。そのために何を担当すればよいか」を営業と握っておきます。条件を具体化しておくと、次の更新交渉が「相談済みの案件」になり通りやすくなります。同じ現場に1年以上入っている人ほど、客先も評価が固まっているため交渉は通りやすい傾向です。

単価交渉を通すための根拠の作り方

「上げてほしい」だけでは通りません。市場相場・稼働実績・担当範囲の拡大の3点をセットで示すのが定番です。

  • 市場相場:同スキル・同年数の案件単価を把握し、現状とのギャップを数字で示す。
  • 稼働実績:障害対応・納期遵守・チームへの貢献を具体例で。
  • 担当範囲:契約当初より増えた業務(設計・レビュー・後輩指導など)を列挙。

具体的な交渉文面や、実際に通った/断られた体験談は求人・案件カテゴリのスレッドが参考になります。

営業・元請けへの言い方と伝え方(コミュニケーションのコツ)

単価交渉は「何を言うか」より「どう伝えるか」で結果が変わります。自社の営業を敵に回さず、味方につけて客先に交渉してもらう形に持ち込むのがコツです。

  • 要求ではなく相談の形で切り出す:「上げてください」ではなく「次の更新に向けて単価を相談したい」。営業が客先に持っていきやすい言い方にする。
  • 金額より先に貢献を話す:「契約時より設計とレビューを任されている」「障害対応の一次受けをしている」と担当範囲の変化を具体的に伝えてから希望額を出す。
  • 希望額はレンジで、根拠とセットで:「同スキルの市場単価が◯〜◯万円なので、その水準に近づけたい」。1点で言い切らず幅を持たせる。
  • 期限を切る:「更新の1か月前までに回答がほしい」と伝え、うやむやに先送りされるのを防ぐ。
  • メールで要点を残す:口頭で話した後、希望額・根拠・期限を短文でメールする。営業が客先に転送しやすく、記録も残る。

感情的に不満をぶつけると「扱いにくい人」と評価され逆効果です。実際に通った交渉の言い回しは求人・案件カテゴリのスレッドが参考になります。

副業での単価交渉のコツ

副業案件でも考え方は同じで、初回は相場の下限〜中央、実績を作ってから値上げが王道です。初回から高単価を狙うより、納品品質とレスポンスの速さで信頼を得て、2回目以降の継続・増額につなげるほうが成功率が高いです。クラウドソーシングは手数料を差し引いた手取りで判断しましょう。

断られたときの次の一手

交渉が通らなかった場合、確認すべきは「断られた理由が単価構造なのか、評価なのか」です。「客先の予算が上限」と言われたなら、いくら実績を積んでもその現場では上がりません。次の更新で現場を変えてもらう交渉に切り替えるのが正解です。
一方「もう少し実績を」と言われたなら、次回交渉の条件を具体的に握っておくのが重要です。「◯◯を担当できたら見直す」と言質を取り、更新時に持ち出します。
2回続けて曖昧に流されたら、交渉ではなく環境の問題です。その場合はSES脱出ロードマップで、自社開発・受託・社内SE・フリーランスの4ルートを比較してください。転職で単価(年収)を上げるほうが、社内交渉より結果が出るのが早いケースは珍しくありません。

よくある質問

Q. SESの単価はどうやって上げるのが一番効きますか?

手段は3つあります。①いまの現場で交渉する(上げ幅は月2〜5万円程度)、②次の更新で単価の高い現場に変えてもらう(スキルが合えば10万円以上動くことも)、③転職して年収ベースで上げる。まず①を試し、2回流されたら②③に切り替えるのが定石です。自社のマージン率が高い場合は③が最も確実です。

Q. SESの単価交渉は営業にどう言えばいいですか?

「上げてください」という要求ではなく「次の更新に向けて単価を相談したい」という相談の形で切り出します。金額より先に「契約時より設計・レビューを任されている」など担当範囲の変化を伝え、希望額は市場相場を根拠にレンジで提示します。口頭のあと要点をメールで残すと、営業が客先に持っていきやすくなります。感情的に不満をぶつけるのは逆効果です。

Q. SESの単価交渉はいつ切り出すのがベストですか?

契約更新の1〜2か月前が基本です。更新直前や更新後では調整が間に合いません。担当業務が増えた直後や、資格・スキルを取得した直後も交渉を切り出しやすいタイミングです。

Q. SESの単価交渉は更新の何か月前に言えばいいですか?

3か月更新の契約なら、2か月前に自社の営業へ相談、1か月前に営業が客先へ打診、更新日から新単価が反映、という流れが目安です。さかのぼっての増額はほぼ通らないため、必ず更新日より前に合意まで持っていきます。自分の契約更新月が分からない場合は営業に「次の契約はいつまでか」を確認してください。

Q. 単価交渉の更新タイミングを逃したらどうすればいいですか?

次回更新まで黙って待つのではなく、「次の更新で単価を見直したい。そのために何を担当すればよいか」を営業と具体的に握っておきます。条件を先に固めておくと次回が相談済みの交渉になり通りやすくなります。同じ現場に1年以上入っている人ほど客先の評価が固まっており交渉は通りやすい傾向です。

Q. SESの単価交渉を通すにはどうすればいいですか?

市場相場・稼働実績・担当範囲の拡大の3点をセットで示すのが効果的です。同スキルの案件単価とのギャップを数字で提示し、契約当初より増えた業務や具体的な貢献を根拠として並べると通りやすくなります。

Q. SESの単価交渉を断られたらどうすればいいですか?

断られた理由が「客先の予算が上限」なのか「実績不足」なのかを確認してください。前者ならその現場では上がらないため、次の更新で現場変更を交渉します。後者なら「◯◯を担当できたら見直す」と次回の条件を具体的に握っておきましょう。2回続けて曖昧に流された場合は転職を含めた環境の見直しが有効です。

Q. 副業の単価交渉はどう切り出せばいいですか?

初回は相場の下限〜中央で受け、納品品質とレスポンスの速さで信頼を作ってから2回目以降に値上げを切り出すのが王道です。継続依頼のタイミングで「稼働範囲が広がった」「品質に対して相場より低い」ことを根拠に提示すると通りやすくなります。クラウドソーシングは手数料を差し引いた手取りで判断しましょう。

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